2020年は新型コロナウイルスの世界的な流行により、社会の様々なシーンに大きな影響が出ました。
その影響は株式市場にも及んでおり、これまでには見られなかったような株価の変動や急騰・急落が発生しました。
コロナ禍によって社会に大きな変革が迫られたことは、翻って株式投資においても、新しい社会態様に合わせた投資の必要性を迫っています。

コロナ禍がもたらす株式への影響

コロナ

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴って、各国でロックダウンなどの封鎖政策がとられました。
これに伴い、観光・旅客業などの人の移動に関する業種や、インバウンド関連の企業が深刻な打撃を受け、全世界的に株価は下落し、コロナ・ショックと言われるほどの暴落を引き起こしました。
日本でも、平均株価がリーマンショック以来とされる安値を記録し、危機感があおられました。
従来の不景気では、主に対外情勢などと密接に関連する外需や金融関連の株に大きな影響が出ていましたが、今回のコロナ・ショックでは、一般的に安定性が高くディフェンシブ性が高いとされる内需関連の株にも深刻な影響を及ぼしました。
また、同じジャンルの株でも職種や業種によってはっきりと明暗が分かれる形になったのは、大きな特徴と言えます。
投資する側の視点から見ると、株価の変動やバリエーションの高低を中止していた平常時と比較して、単純に“コロナの影響を受けやすいかどうか”を重視する動きが強まりました。
また、先行きの不透明さから全体的に投資が安全志向に傾いており、株式の二極化がより顕著に表れる形になりました。

コロナ禍で避けた方がいい株のジャンル

マスク

コロナ禍の中にあって、投資を避けた方がいい株式のジャンルにはどのようなものがあるでしょうか。
例えば先にも触れた、航空・旅行関連は最も不調なジャンルの一つだと言えます。
渡航制限の一部緩和によってやや回復の兆しが見え始めているものの、感染状況によっては再度のロックダウンが敢行される可能性も捨てきれず、予断を許さない状況は引き続き続いています。
同じ理由で、船舶・鉄道などの運輸関連の株も注意が必要です。
また、コロナの影響で業績が不調なジャンルとして、石油関連や製紙・ゴムなどのジャンルが挙げられます。
これらの業種に共通するのは、原料の大部分を輸入に頼っている、という点です。
現地のロックダウンなどによる輸入元の操業停止によって、原料が手に入らなくなったことが不調の大きな原因となっています。
一方で、投資先として注意が必要なのが製薬関連のジャンルです。新型コロナのワクチン開発の成功によって株価が高騰する可能性はあるものの、ワクチン開発が成功するかどうかは不確定要素であり、うまくいかなかった場合は逆に大幅に下落する可能性も考えられます。大きく利益を上げられる可能性がある一方で大幅な損失の可能性も含む、ギャンブル性の高いジャンルだと言えるでしょう。

コロナ禍でも好調なおすすめジャンルは?

コロナ

コロナの影響で深刻な打撃を受ける企業がある一方で、コロナ禍でも堅実な企業や、コロナ禍をきっかけに逆に急成長した企業もあります。
例えば何かと話題になっているのが、食品のデリバリーサービスです。
“おうち生活”による需要の増加で、こうした急成長株を含めた宅配関連のジャンルは軒並み好調であり、“新しい社会形態”の定着によって、安定した好業績が見込めるジャンルです。
同じく好調なのが、携帯キャリアなどの通信ジャンルや、スマホやPCなどのIT関連のジャンルです。
コロナ禍による外出自粛をきっかけに“リモートワーク”が広がったことで、IT・通信関係のツールの需要は高まっています。
連動する形で、ファッション関連や映像・音楽関連のサブスクリプションサービスも需要が高く、好調なジャンルの一つになっています。
さらに外出自粛などによって需要が高まっているのが、オンラインショッピングや商品を輸送・宅配する陸運関連のジャンルです。
元々成長が著しく好調だったことに加え、コロナ禍による“おうち生活”の影響でさらに需要が高まる形で好調を持続しています。
需要の水準がさがる可能性は低く、おすすめ度の非常に高いジャンルと言えます。

投資顧問にも話を聞いてみよう

株式投資には大きなリターンが見込める半面、常にリスクも付きまといます。
個人での投資にはリスクマネジメント面での限界もあるため、専門家でありリスクマネジメントのノウハウを持った投資顧問を利用するのも一つの方法です。
個人的に色々なサイトを参考にしていますが、一番参考頻度が高いサイトで株式会社SQIジャパンの運営する「テーマ株マイスター」という投資情報サイトがあるので、よければ参考にしてみてください。
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